OAKLEY Jawbreaker(ジョウブレイカー)とは
一度見たら忘れられない
それが、OAKLEY Jawbreaker(ジョウブレイカー)です
大きく張り出した一枚のシールドレンズ
上下に分かれた独特のフレーム
そして、まるでサングラスそのものが顔を覆うような大胆なデザイン
初めて見た人なら「ここまで大きなサングラスが必要なの?」と思うかもしれません

しかしJawbreakerがこの形になった理由は、単なるデザインではありません
Jawbreakerは2015年、プロロードレーサーとの開発から生まれたOAKLEYの中でも開発思想の濃いスポーツサングラスです
この記事では、実際のJawbreakerを使った写真を交えながら、
- Jawbreakerとは?
- レンズの大きさと拡大した上方視野とは
- Switchlockとレンズ交換、ステム調整
- サイズ、フィット、掛け心地
- 他モデルとの違い
など、実際のモデルを見ながら詳しく紹介します。
OAKLEY JAWBREAKERの特徴
Jawbreakerは、OAKLEYを代表するスポーツサングラスのひとつです
最大の特徴は圧倒的に大きな一枚のシールドレンズ
そしてもう一つ重要なのが上方向に大きく広げられた視界です
Jawbreakerは特にロードバイクの前傾姿勢を想定して設計されています
自転車に深く前傾して乗ると、通常のサングラスではフレーム上部が視界に入りやすくなります
そこでJawbreakerは、レンズ上部を大きく持ち上げることで、前傾姿勢でも上方向の視界を確保するという考え方を採用しました
JAWBREAKERの特徴
ロードバイクやマウンテンバイクなど、特に前傾姿勢での運転中の視野をできるだけ確保する為に、大きなレンズとフレームが搭載されたJawbreaker
OAKLEYは、実際のライダーの視線を追跡する事で、レンズ上部の視野が非常に重要であることが分かり、Jawbreakerの特徴的なレンズへと繋がっていったようです
Jawbreakerについて従来のサングラスに比べると上方向の視野を44%拡大したと発表しています
つまり、単純に「レンズを大きくした」のではなく
「ライダーが必要としている方向へレンズを大きくした」ということです
これがJawbreakerの面白いところ
見た目からすると非常に大胆ですが、その裏側にはかなり理にかなった設計思想があります。

1枚のワイドなシールドレンズは、正面から受ける風や、フレームの隙間などから入る光などをしっかりと抑え、外的要因に左右されずに競技に集中する事ができ、天候などの急な状況変化にも即座に対応できるようレンズ交換も容易にできるサングラスです
耳にかかるステム部分はヘルメットの形状などに合わせて3段階に調整ができるシステムも搭載し、OAKLEYのスポーツモデルサングラスの中でも機能性豊かな人気のあるモデルになっています。
Jawbreakerのレンズ上下にあるベンチレーション
Jawbreakerのレンズには特徴的なベンチレーションがあります。
大型レンズは視界を広くできる反面、「曇りやすい」という問題があります。
そこでJawbreakerには、レンズ周辺に空気を流すためのベンチレーションが設けられています。
スポーツサングラスらしいワイドな1枚のシールドレンズに、上下6か所に開いているエアダクトが特徴的なデザインになっています。
気温・湿度・運動量によっても曇り方は変わると思いますが、実際のレビューでも、汗をかく状況では曇り対策としてベントが機能したと評価されています。
Unobtainium搭載で激しい動きにも対応
O-Matter(オーマター™)の軽量フレームに、Unobtainium(アンオブタニウム®)のノーズパッドにイヤーソックを搭載しています
汗や雨などの影響を受けるスポーツでは、濡れることによってサングラスがズレるのは大きなストレス
Unobtainiumは水分が付着しても吸着力を増すことによって、顔とのグリップ力を確保し、スポーツ中でも常に安定した装着感を狙っています
3点でしっかりと顔にホールドし、振動や体の動きなど激しい動作でも安定した掛け心地を維持してくれるでしょう。

また、上下2色に分かれたフレームも斬新な形状で、後述するレンズ交換時には上下に分割する事ができ、その操作を容易にしてくれます。
レンズはOAKLEYのPrizmレンズ、HDO ®とPlutonite‐プルトナイトレンズを搭載
通常のサングラス → 全体を暗くするだけ
Prizmレンズ → 眩しさを抑えつつ、特定の波長(色)だけを強調・抑制
「不要な光をカットし、必要な色だけ強調する」ことで、コントラストと視認性を劇的に上げるレンズ
色の波長の組み合わせを調整してコントラストを最適化する事で、目にも優しく色をより鮮明に認識できるようになるので、見たい対象物をしっかりと捉えることができるようになるのです
さらに高い耐衝撃性にUVカット機能、スポーツサングラス特有のカーブのきついレンズでも、極限まで歪みをなくし裸眼のようなクリアな視界で見る事ができますよ。
JAWBREAKERのサイズ感と掛け心地
JAWBREAKERはかなり存在感があります。
写真だけ見ると、「大きすぎる」と感じる人もいるでしょう
web上でのレビューでも、Jawbreakerの大きなサイズについては評価が分かれており、顔によっては大きく感じるという指摘があります
JAWBREAKER本体の目安となる最大幅を計測してみます。
フレームは端から端を直線距離で、レンズの高さはもっとも高いところで計測していますよ。


一方で、実際に走行して使ってみると、「この大きさだからこそ見やすい」と感じ、同じような評価も非常に多いです
見えやすさと同時に、各機能が合わさる事で自分に合った掛け心地に調整できるのも、Jawbreakerの面白さになっています。
Jawbreakerの「Switchlock」を使ったレンズの取り外し方法
Jawbreakerを語るうえで絶対に外せないのが、Switchlock(スイッチロック)です。
Jawbreakerは一見すると、
「こんな大きなフルフレームレンズ、どうやって交換するの?」
と思うような構造をしています
Jawbreakerは、フレーム下部が動く独特の構造になっていて、Switchlockでレンズの交換も簡単に行えます。
写真のJAWBREAKERはOAKLEYのPrizm™レンズ、ROAD JADE(ロードジェイド ) が装着されているモデル。
交換方法はこちらです。

- ① ノーズパッドの両サイド部分をつまみ、→の方向に持ち上げます。
- ② ノーズパッドを持ち上げ、赤○で囲んだロックを外します。
- ③ ロックが外れるとフレーム下部が③の↓の方向にスライドしますので、フレームを上下に分割した後に④の方向にレンズを外します。
- ※レンズを装着する際にはフレーム上下のレンズ溝にレンズをはめ込み、逆の手順で各パーツを戻します。
上記の要領でノーズパッド側のロックを解除すると、下側のフレームが開く事でレンズを取り外せます
これがJawbreakerという名前の由来にもなっています
Jawbreakerの名前は、レンズ交換時に下側の「顎=Jaw」のような部分が開く構造に由来するようです。

Jawbreakerのステムは3段階調整できる
Jawbreakerにはもう一つ面白い機能があります。
それが、3段階のステム(耳にかかる部分)調整です
これはデザインだけではなく、ヘルメットとの相性を考えた機能で、調整方法は下記の通りでおこないます。

- ① 赤い○で囲んだ黒のパーツがステム固定パーツです。
- ② ステム固定パーツを上に持ち上げます。
- ③ ソック部分を→の方向に3段階の長さまで引き延ばす事ができます。
- ④ 長さを決めたらステム固定パーツを元の位置に戻します。
この機能はロードバイク用サングラスとしてかなり合理的な設計です。
まとめ
大きなワイドフレームに1枚のシールドレンズ、長さの調整もできるステム下部には特殊なラバー素材のイヤーソックと大きなノーズパッドで、サングラスを掛けた時に安定したフィット感を維持してくれるJAWBREAKER

Jawbreakerのポイント
ここまでのレビューを整理すると
① 圧倒的に広い視界
Jawbreaker最大の魅力
② 前傾姿勢に強い
ロードバイクで特にメリットが大きい。
③ Switchlockが便利
レンズ交換がしやすい。
④ 3段階のステム調整、Unobtainiumによる高いホールド力
雨や汗などの水分の影響を受けるスポーツに強い。
⑤ Przimレンズやベンチレーション機能
大型レンズによる曇りへの対策かつ用途に応じたレンズを選べる。
一方で、欠点もあります。
サングラス自体の大きさとデザインの好みや、普段使いにはスポーツすぎるので、スポーツから日常使いまでを考えている人は、別のモデルを比較検討してもよいでしょう。
Jawbreaker vs Radar EV Path
Jawbreakerを選ぶ際に比較対象になるモデルがRadar EV Pathです
| Jawbreaker | Radar EV Path | |
| レンズ | 大型シールド | シールド |
| 上方視野 | ◎ | 〇 |
| Switchlock | ◎ | × |
| ステム調整 | 3段階 | × |
| デザイン | 大型・大胆 | スポーティー |
| サイズ感 | ◎ | ◎ |
| 個性 | ★ ★ ★ ★ ★ | ★ ★ ★ ★ ☆ |
二つのモデルの最大の違いは「存在感」。
Jawbreakerはかなり大胆
Radar EV Pathはより王道のスポーツサングラスです
【実写レビュー】実際にJawbreakerを使って感じた魅力
Jawbreakerは、写真で見るだけではその凄さが分かりにくいサングラスです
実際に掛けてみると、視界の広さがかなり印象的。
特に前傾姿勢になったとき、「なるほど、このためにレンズがここまで大きいのか」と納得できます
通常のサングラスではフレームが気になる場面でも、Jawbreakerでは視界の上側まで大きくレンズが覆っています
そしてSwitchlock
大型のフルフレームなのに、レンズ交換ができる
さらにステムの長さまで調整できる
単純な「大きなサングラス」ではありません
スポーツ中の視線・ヘルメット・レンズ交換・フィット感まで考えて作られた、非常に完成度の高いスポーツアイウェアです。
まとめ|Jawbreakerは「大きい」だけではない
OAKLEY Jawbreakerは、見た目のインパクトが非常に強いサングラスです。
しかし、その大きさには明確な理由があり、ライダーの視線を分析したうえで生まれた上方視野の拡大
その結果として誕生したのが、Jawbreakerです
大きなシールドレンズ
Switchlock
3段階調整テンプル
Unobtainium
Prizmレンズ
そして独特のデザイン
これらを考えると、Jawbreakerは単なる「大型スポーツサングラス」ではありません、OAKLEYが考えるスポーツアイウェアの一つの答えとも言えるモデルです。
2015年に登場したモデルですが、現在もOAKLEY公式で展開されており、その設計思想は今でも十分通用します。

もし、
「スポーツ用だから仕方なくサングラスを掛ける」
のではなく、
「サングラスそのものにもこだわりたい」
のであれば、一度Jawbreakerを試してみてください
この独特の大きさは、掛ける前と掛けた後で印象が変わるはずです
いかがでしたでしょうか?
スポーツ後のサングラスはお手入れも大切です
下記の記事でも詳しく解説していますので、あわせてお読みください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





