OAKLEY Prizm™ Field(フィールド)レンズとは
OAKLEYのPrizm™ Field(フィールド)レンズは、主にフィールド上で行うスポーツで使用する際に最適なレンズです。
フィールドスポーツの1つでもある野球の試合では、選手たちが日中のグラウンド上で、直射日光をはじめとした様々な外的要因にさらされます。
プロ野球の試合になると平均試合時間は3時間弱、アマチュアなどの野球でも2時間程度と長時間のプレー時間になり、9回行う攻撃と守備の1回あたりの平均プレー時間は20分前後、特に守備ではそれぞれの決められたポジションを、集中力を切らすことなくしっかりと守る必要があります。
Prizm™ Fieldレンズは、そのような環境下でもはっきりと見えやすくしながら、目が受ける様々な外的要因を可能な限り排除する事で、集中力を切らす事なくしっかりと対応してくれるレンズになっていますよ
今回は、OAKLEYのPrizm™ Fieldレンズをご紹介したいと思います。

OAKLEY Prizm™ Field(フィールド)レンズの特徴
Prizm™ Fieldレンズは赤を中心とした、ミラーコーティングの美しいレンズです。
レンズ全体は赤を中心にミラーコーティングが施され、レンズ左右の外側はレッドからグラデーションをかけながらイエローのミラーコーティングになっていますよ。
ミラーコーティングのレッドカラーは、ブラックやホワイトのフレームに良く似合い、スポーティーな雰囲気がより一層強調される事から、スポーツモデルの中でも人気のカラーになっています。

また、Prizmレンズはその特徴でもある、色彩の波長を最適化する事で鮮明な視野を実現し、裸眼で見た際には見逃される微妙な色合いまでも、くっきりと浮かび上がらせる事ができます。
コントラストを最適化する事で、目にも優しいうえに色をより鮮明に認識できるようになり、見たい対象物の細部までも認識能力を高める事ができるので、プレーにおける瞬時の状況判断などにおいては、躊躇する事なく対応できる事でしょう。
さらにHDO ®とPlutonite‐プルトナイトレンズの機能も搭載しています。
圧倒的な強度を誇る、高純度ポリカーボネイト製のPlutonite(プルトナイト)レンズは、驚異的な耐衝撃性と高いUVカット機能を練り込んで成型されています。
打球などが当たっても割れる事のないレンズは、万が一レンズに傷が付いても機能の損なわれない紫外線遮断効果も相まって、目を守ってくれる上でも大切な機能になっていますよ
また、HDOレンズの効果で、カーブのあるレンズでも歪みを極限まで抑え込む技術で、見えている対象物をクリアにはっきりと見せてくれることも特徴の1つです。
Prizm Fieldレンズのカラー
Prizm Fieldのレンズカラーがこちらです。

フィールドレンズは、Prizm Ruby(プリズム ルビー)のカラーに似ていますが、よりレッドの色合いが強い印象になっています。
深いレッドの色合いは、鮮やかながらしっかりと眩しさを抑え込む印象になっていますよ。
下の写真は、Prizm Fieldレンズを掛けて見た(自分の目で見る側)際のレンズカラーになります。

実際に掛けて見ると、濃度のあるブラウンカラーになっているのが特徴です。
フィールド上での太陽の強い照り返しを想定し、しっかりと眩しさを和らげながら、裸眼で見ているかのように、明るくハッキリと見せてくれるのも特徴ですよ。
特に野球などの長時間のフィールドスポーツにおいては、目の負担を抑えてくれながらしっかりと見せてくれる事から、競技に集中できる事で安心して使うことのできるレンズカラーだと思います。
レンズカラーは天候や日の当たり方など、条件によって見え方が変わってきます。
サングラスのレンズカラーを選択する際には、使用用途や利用シーンを考えながら、実際に掛けて見た時の見え方も参考にして選んでみると良いでしょう。
下の表はFieldレンズの可視光線透過率と紫外線透過率を表しています。
可視光線透過率 | 紫外線透過率 | |
Prizm™ Field | 15% | 1.0%以下 |
レンズの可視光線透過率は数時が小さいほど、レンズの濃度があがります。
Prizm Fieldレンズの見え方
ここからは、実際にPrizm Fieldレンズを掛けて見た時のイメージをご紹介いたします。
下の写真は、左側半分がPrizm Fieldレンズを通して見た芝の状態、右側半分は裸眼で見た芝の状態を表しています。

裸眼で見た芝の状態はほぼグリーン1色なのですが、Prizm Fieldレンズ越しに見ると芝の濃淡がはっきりと認識できるようになっているのが分かると思います。
眩しさを抑えながら明るくクリアにし、プリズムレンズの効果でフィールド状況を瞬時に把握しながら、ボールなどの白色を浮かび上がらせる事ができるので、ボールの見やすさや打球の処理などは、裸眼時とは比べられないほど安定するでしょう。
また、芝やグラウンドの土、白色のラインやボールなど、それぞれの色で明るくはっきりと見せてくれるので、天候などに左右される事なく、どんな場面でも安心して使う事ができるレンズの1つですよ。


また、HDOレンズはボールなどが当たっても割れる事がないので、イレギュラーな打球などで顔面に当たるなどの恐怖心を、サングラスが守ってくれる安心感で和らげる事ができ、ボールの処理などに対しても躊躇することなく対応できるようになるのも強みの1つでしょう。
まとめ
Prizm Fieldレンズは、フィールド上でプレーするスポーツなどで、太陽の眩しい光や紫外線、風などによる埃や打球事故などの外的要因から目を守ることで、余分なストレスを軽減させながら見えやすくし、集中力を持続させる事でプレーの質を高めてくれる、なくてはならないレンズカラーの1つになっています。

また、天候などの状況に左右される事なく、明るくはっきりと見えるようになるので、フィールドスポーツではオススメのレンズカラーの1つですよ。
Prizm Fieldレンズを搭載したモデルは、RadarLock PathをはじめRadar EV Pitch、Encoder、Flak 2.0 XLなど様々なモデルで用意されています。
記事を参考に、ぜひ自分にあったFieldレンズモデルを探してみてください。
いかがでしたでしょうか?
サングラスのレンズは日頃からのお手入れがとても大切です
特にスポーツで使用した後のサングラスは、汗やホコリなどが付着して、見た目以上の汚れが付いていますよ。
下記の記事では、サングラスのお手入れ方法を詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。